入れ歯よくあるご質問Q&A             

Q.入れ歯とインプラントとブリッジどれがよいのでしょうか?

A.入れ歯とインプラントとブリッジどちらにもメリット・デメリットがあります。

＜入れ歯メリット＞

比較的、短期間で噛めるようになる。

保険適用であるため、比較的安価で作製可能。

＜入れ歯デメリット＞

咀嚼能力が大幅に低下する。

残存歯にバネをかける必要があり、バネのかかる歯に負担がかかる。

バネがかかる歯が目立ってしまう可能性がある。

取り外して清掃する必要があるため手間がかかる。

＜インプラントメリット＞

失ってしまった歯の部分に、インプラントを埋入するので残っている天然歯に負担をかけずに、失った歯を補うことができる。見た目にも美しく、しっかり噛める歯を取り戻すことができる。

＜インプラントデメリット＞

保険が効かないため高額になる。

外科手術が必要になる。

インプラントが骨と結合する期間が必要になるため、治療期間が長くなりやすい。

骨の状態、既往歴によっては、手術を行えないこともある。

＜ブリッジメリット＞

保険適用でできるため、比較的安価にできる。

取り外しの必要もなく、自分の歯と同じように使うことができる。

＜ブリッジデメリット＞

失った歯を補うために、両隣の歯を削る必要がある。

失った歯の両隣に支台となりえる歯が現存することが条件。

Q.入れ歯のお手入れはどうすればよいのでしょうか?

A.ぬるま湯でブラシを使って優しく洗浄してください。特にバネの周りに汚れがつきやすいので丁寧に洗うようにしましょう。また外に出したままだと入れ歯が変形してしまう可能性があるので、水につけて保管しましょう。市販の入れ歯洗浄剤を使うのも良いでしょう。

Q.歯茎が痩せて、入れ歯が合わなくなったのですが、修理できますか?

A.修理できる場合もありますが、入れ歯の形と歯茎の形に大きな誤差が見られる場合には新しく作り直した方がいい場合もあります。

Q.就寝時は、入れ歯は外した方が良いのですか?

A.入れ歯を一日中入れ続けていると、歯茎に負担がかかりすぎてしまいます。就寝中は歯茎を休ませるためにも入れ歯は外してください。

Q.入れ歯でも定期健診は必要ですか?

A.顎の骨は一年間に０．５mmほど退縮してしまいます。入れ歯の形が変わらなくても、顎の骨の形が変わってしまいますのでぴったりとお口に合っていた入れ歯も徐々に合わなくなってきます。お口の状態に合わせて修正、修理して長持ちさせるためにも定期健診をおすすめします。