歯ぎしり・食いしばりについて　　

朝起きたとき、顎が疲れていたり、だるかったりすることは、ありませんか?その原因は、夜中の歯ぎしりや食いしばりかもしれません。歯ぎしりや食いしばりをしている時は、咀嚼時のときの数倍の力が歯や顎にかかってしまうので、歯が磨り減ったり、知覚過敏や顎関節に異常をきたしたりする可能性があります。

顎や歯の痛みの原因で、ほかに考えられるのは、「TCH」です。「TCH」とは、Tooth Contacting Habit：歯列接触癖の略で、無意識のうちに上の歯と下の歯を接触させている癖のことです。「TCH」は、睡眠中だけでなく昼間の活動中にも起こります。長時間、歯が接触することで口腔内に悪影響を与えることがあります。

「TCH」が与える悪影響としては

①歯の表面のエナメル質が磨り減ったり、知覚過敏を引き起こす。

②歯周病の誘発および悪化に関与。

③「顎の痛み」、「顎の鳴り」、「口が開けづらい」などの顎関節症を引き起こす。

顎や頬の筋肉をマッサージして筋肉を、リッ　クスさせてあげる

低めの枕を使用し、首の付け根まで枕に乗せて、仰向けで就寝しましょう。

日中、食いしばりやTCHに気づいたら、深呼吸してリラックスさせましょう。

歯科医院でマウスピースを作りましょう。

就寝前は、リラックスした環境をつくりましょう。