荒川区で評判の歯医者「メグミ歯科クリニック」土曜日も夕方6時まで診療。
ストレスとは?
ストレスとはもともと物理学に使われていた言葉で、あるものに力がかかり、歪んで変形した状態のことを指します。人間の心にも何らかの要因が加わり、歪んだ状態になることを、「ストレス」といい一般的に使われるようなりました。
口に現れる変化とは?
口の中にも、ストレスが加わると変化が現れます。身体的な要因と心配や不安などの心理的要因が加わるとお口の中にも変化が起こります。例えば、強く歯を食いしばったり、強く歯を擦り合わせることを起こします。このような癖が繰り返されると咬み合せの筋肉や首・肩の筋肉が慢性的に疲労し、痛みや頭痛を引き起こしさらに、顎の痛みや変化が起こることがあります。顎が痛むとき、痛みの元となる筋肉は緊張が生じて縮んでおり、血の流れが悪化しています。これは、こりと痛みの悪循環になっている状態です。緊張や不安が強くでる人は唾液が出にくくなります。唾液には、口の中の細菌の活動や増殖を抑えたり洗い流したりする作用がありますが、これらが弱まると細菌の活動が高まります。口臭は、口の中の細菌が産生する物質が原因と言われていますが、細菌の活動や増殖が抑えられないと、これら原因物質の濃度や量が増えて口臭が強くなります。
治療方法は?
ストレスによる顎の痛みなどは、筋肉に異常な緊張が強いられることから発症しています。このことを、自覚するために、何もしていない時に強く噛み合わせていないか、歯と歯を当てていないか、調べてみてください。もし、何もしていない時に歯を噛んでいたり上下の歯を合わせているようなら、気をつけて当てないようにします。通常、1日3回の食事を含めて10数分間と言われています。これ以上長ければ、筋肉に何らかの緊張を強いていることになります。そこで、筋肉の痛む場所を中心にストレッチ運動をして、筋肉をリラックスさせます。緊張した筋肉を繰り返しストレッチすることで、血の流れを増加させ、痛みの原因となる老廃物を流します。口臭は、口の中の唾液が減ったことが原因になっていることもありますので、まず唾液が出るようにします。具体的には、口臭に対する不安・緊張がある場合は、口臭をできるだけ気にしないように心がけ、十分な唾液がでるようにします。さらに舌や唇を動かして唾液腺の刺激を行い、唾液が出る運動を行います。それでも緊張・不安が強く、唾液が少ないようなら、自律訓練法と呼ばれる方法でリラックス状態になるようにします。もちろん口の中の環境を改善しなければなりません。
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